【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップは31日、全国の18歳以上の1001人を対象に28~30日に実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前回調査(21~23日)に比べ3ポイント下落した21%となり、2022年5月の就任後最低を記録したと発表した。これまでの最低は先月10日の総選挙直後の23%だった。不支持率は3ポイント上昇した70%で、就任後最高を更新した。
尹大統領を支持する理由は「医学部定員の拡大」(14%)、「外交」(13%)、「国防・安全保障」「頑張っている・最善を尽くしている」「全般的によくやっている」「庶民政策・福祉」「真面目・率直・偽りなし」(いずれも4%)などが挙がった。
支持しない理由は「経済・国民生活・物価」(15%)が最も多く、「コミュニケーション不足」(9%)、「全般的にうまくできていない」(7%)、「拒否権行使」「独断的・一方的」「外交」(いずれも6%)、「海兵隊捜査への圧力」「経験・資質不足、無能」(いずれも4%)、「金建希(キム・ゴンヒ)夫人を巡る問題」(3%)などと続いた。
政党支持率は保守系与党の「国民の力」が前回調査より1ポイント上がり30%となった。前回調査では尹政権発足後最低となっていた。革新系最大野党「共に民主党」は2ポイント下落した29%、「祖国革新党」は13%、「改革新党」は2%だった。支持政党がない無党派層は22%だった。