韓国 けさのニュース(5月31日)

◇医学部定員増 各大学がきょう募集要項発表

 教育部と韓国大学教育協議会は30日、2025学年度の大学医学部の募集人員を前年比1497人増の4610人とする内容の「医学部入学選考施行計画主要事項」を発表した。これを受け、各大学は31日にホームページで医学部の増員分を反映した随時募集(推薦入学に相当)の募集要項を発表する。募集要項が発表されれば、来年度の医学部定員増員は覆すことができなくなる。

◇北朝鮮が30日に「超大型放射砲」射撃 金正恩氏が指導

 北朝鮮の朝鮮中央通信は31日、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党総書記)の指導の下、超大型放射砲(多連装ロケット砲)を動員した「威力示威射撃」を30日に実施したと伝えた。韓国軍合同参謀本部は、30日午前6時14分ごろに北朝鮮の平壌・順安付近から朝鮮半島東の東海に向け短距離弾道ミサイル(SRBM)と推定される10発超が発射されたと発表しており、これを指すとみられる。この超大型放射砲は、韓米の情報当局が「KN25」と呼ぶ射程400キロの短距離弾道ミサイルで、事実上韓国を狙う兵器だ。戦術核の搭載が可能とされる。

◇外国人所有の住宅9万1千戸 55%が中国人

 国土交通部が公表した統計によると、昨年末時点で外国人が所有する韓国内の住宅は全体の0.48%に当たる9万1543戸で、半年前に比べて4230戸(4.8%)増えた。住宅を所有している外国人は8万9784人だった。外国人が所有する住宅のうち、中国人の所有が5万328戸(全体の55.0%)で最も多く、このうち4万8332戸がマンションで、一戸建ては1996戸にとどまった。政府が外国人の住宅保有統計を公表したのは今回が3回目。尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が「外国人の投機性住宅取引規制」を国政課題として提示し、昨年から統計の公表が始まった。

◇全国的に曇り 済州島で午前中に雨

 31日は全国的に雲が多く、午前中からすっきりしない天気となりそうだ。日中は全国の大部分の地域で気温が25度以上に上がり、暑くなる見込みだ。南海岸では朝までに0.1ミリ未満の雨がぱらつくところがあり、済州島では午前までところにより雨が降る。予想降水量は5ミリ未満。夜遅くから京畿道北部で雨が降り始め、翌日まで降り続く。予想最高気温は21~29度となっている。

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