【ソウル聯合ニュース】韓国大学教育協議会は24日、大学入試選考委員会を開き、全国39の大学医学部の募集人数を含む2025学年度の大学入学選考施行計画の変更事項を承認した。これにより、1998年以来27年ぶりとなる大学医学部の定員増員が確定した。
今年入試が行われる25学年度の医学部(医学専門大学院を含む)の募集人数は、前年(3058人)から1509人増え、40大学の4567人となる。
政府は医師不足などの対策として大学医学部の入学定員を3058人から2000人増やすことを決めたが、医療界の激しい反発と教育の質の低下を懸念する声を受け、25学年度の入試に限り増員人数の50~100%以内で大学側が自主的に募集できるようにした。
大学側は、今年の入試では増員分を1509人とすることを決め、昨年に発表済みだった25学年度の大学入試選考施行計画に今回の増員分を反映した「変更事項」を大学教育協議会に提出した。
教育部の関係者は、各大学が今月25~31日にホームページに募集要項を掲載する予定だとして、受験生と保護者のためにも募集要項の公表後は撤回することはできないと強調した。