日本プロ野球独立リーグでプレーしている投手・白川恵翔(23)が「短期代替外国人選手制度(期限付き移籍)」によって韓国プロ野球の舞台を踏む第1号の選手になった。
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SSGランダースは22日、「故障したロエニス・エリアス(35、投手)の穴を埋めるため、日本プロ野球独立リーグ・徳島インディゴソックスで活躍中の日本人投手・白川恵翔選手が入団することになった」と発表した。今季7試合に出場したエリアス(2勝3敗、防御率4.73)は12日の起亜タイガース戦先発登板を最後に、左内腹斜筋の故障で戦列から離脱した。
韓国野球委員会(KBO)では今シーズンから、6週間以上治療が必要なケガを外国人選手がした場合、その期間中に別の外国人選手を入団させることができる「短期代替外国人選手制度」を導入した。以前は外国人選手が長期間にわたり故障・離脱する場合、その選手との契約を解除しなければ新たな選手を入団させることができなかったが、今は故障した選手が回復・復帰するまでの期間中のみ、代わりにプレーできる選手を入団させることができるようになったのだ。
白川は、2011年にサムスンで活躍した門倉健以来13年ぶり、7人目のKBOリーグ所属日本人選手になった。エリアスが故障から戻るまでの約6週間で総額180万円を受け取る。今季は日本プロ野球独立リーグ6試合に出場し、4勝1敗、防御率2.17(リーグ3位)、31奪三振(リーグ2位)を記録した。最高球速が時速150キロメートルのファストボールとスライダー、カーブ、チェンジアップを駆使する白川は「初めてプロの舞台でプレーできる機会が開かれて光栄」と語った。
ペ・ジュンヨン記者