円安現象も皮肉った。投稿者は「過去の栄光の時代にため込んだ外貨を販売してなんとか持ちこたえているが、いつまで持つか分からない」として「かつて世界の人々が欲しがった通貨・円は、『有事の円』という呼称は過去のものとなり、毎日のようにたたき売りされている」と詳述した。
その上で「昭和の時代に栄華を極めた、古い利権に染まった企業と組織の老人たちが権力をふるい、新しい技術と考え方を抑圧している。しかし自分たちはその頃には既に死んで逃げ切っている」とつづった。
最後に投稿者は、若者たちが、徐々に生活のぬくもりを奪う時限爆弾を抱えさせられているとして「いつか外貨が尽きた時、あらゆるものが買えなくなり荒廃した社会が来ることを薄々と予想しながらも、ただその現実から目を背け、今日もおじさんにパンツの色を聞かれる少女の横で、みかんジュースを飲んでいる」と締めくくった。
これを読んだ日本のネットユーザーらは「日本の現実をよくまとめている」「実はこの文章よりも日本の現実は異常」などの反応を見せた。
この投稿は最近、韓国のコミュニティーサイトでも紹介されている。韓国のネットユーザーらは「まもなくやって来る我が国の未来」という反応だった。「笑えるのは、韓国は日本のケースを通じて自分たちの社会の未来を知りながら、それを避けられないということ」「私たちも同じ。次の世代は本当に米国に移住するしか答えがないと思う」などのコメントが相次いだ。
チョン・アイム記者