韓国 きょうのニュース(5月16日)

◇最大野党 国会議長候補に禹元植議員を選出

 革新系最大野党「共に民主党」は16日、新たな国会の前半期の国会議長候補として、禹元植(ウ・ウォンシク)国会議員を選出した。国会議長と副議長候補は各党が推薦するが、議長は第1党から出すことが慣例となっている。6月5日に予定されている第22代国会の最初の本会議で採決を経て確定する。禹氏は当選5回。この日、党の国会議員当選者による総会で過半数の支持を得て、元法務部長官の秋美愛(チュ・ミエ)当選者(当選6回)を退け、国会議長候補に選ばれた。

◇海外通販 未認証の子ども用品・温水マットなど搬入禁止へ

 政府は国政懸案関係閣僚会議で、海外通販サイトの利用に関し、国民の安全と健康に影響を及ぼし得る80品目は安全認証が無ければ来月から取り寄せを禁じると発表した。13歳以下の子どもが使う玩具やベビーカーなど子ども向け製品34品目と、未認証品を使った場合に火災や感電のおそれがある電気温水マットなど電気・生活用品34品目は、国家統合認証マーク(KC)がなければ海外ECサイトからの取り寄せが禁止される。

◇HYBE議長の株式資産 「大企業集団」トップ中6位

 人気グループのBTS(防弾少年団)などを擁する総合エンターテインメント企業、HYBE(ハイブ)の「総帥」(公正取引法上の「同一人」)である房時赫(パン・シヒョク)取締役会議長が保有する株式資産が、韓国主要企業グループトップのうち6位であることが分かった。韓国公正取引委員会は先ごろ資産総額5兆ウォン(約5740億円)以上の「大企業集団」にHYBEを指定した。

◇大韓サッカー協会の鄭夢奎会長 AFC執行委員に選出

 大韓サッカー協会の鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が、タイ・バンコクで開かれたアジア・サッカー連盟(AFC)総会で同連盟の執行委員に選出された。AFC執行委員会はアジアサッカーの最高議決機関で、各種大会の開催地選定などの主な意思決定を行う。任期は27年の定期総会まで。鄭氏の執行委員選出を巡り、韓国サッカー界では大韓サッカー協会長の4期目を狙った動きではないかとの見方が出ている。

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