【TV朝鮮】(アンカー)
きのう被疑者として検察の取り調べを受けたチェ・ジェヨン牧師とインターネットメディアの「ソウルの声」側が、証拠提出問題を巡って意見の違いを見せています。ソウルの声は、チェ牧師が金建希(キム・ゴンヒ)夫人に渡したブランド品を購入してやったメディアですが、金夫人とチェ牧師が交わした対話の内容の全面公開を巡り双方の立場は食い違っています。ファン・ビョンジュン記者がお伝えします。
(記者リポート)
12時間以上も取り調べを受けて出てきたチェ・ジェヨン牧師が、証拠資料は何も提出しなかったと言っています。
チェ・ジェヨン氏/牧師(13日)
「(動画の原本やカカオトークの資料も全部提出はしていないんですか)何も提出したものはありません」
検察はチェ牧師とソウルの声に、隠し撮り動画の原本と、金建希夫人と交わしたカカオトークの内容も提出せよと求めました。
ところが、カカオトークの内容の検察提出を巡って、チェ牧師とソウルの声側が意見の違いを見せています。
チェ牧師側は、TV朝鮮の電話取材において「数カ月にわたる金夫人とのメッセンジャーでの私的な対話を公開するのは困難」だとし「現在では関連の対話や動画を全て提出するつもりはないとの立場」と語りました。
逆に、資料を持っているソウルの声側は「今月20日の検察の取り調べの際、動画の原本とメッセンジャーの対話の一部を提出する計画」だとし「それでようやく検察が捜査をするのではないか」とコメントしました。
ペク・ウンジョン氏/ソウルの声代表(きのう)
「証拠類を1次提出しますよ。検察が捜査をきちんとしないのなら、引き続き、確実な証拠を私どもが提出します」
チェ牧師側がカカオトークの対話の提出を渋る理由については、法的に問題になりかねない内容が含まれているからだという見方が出ています。
TV朝鮮のファン・ビョンジュンがお伝えしました。
(2024年5月14日 TV朝鮮「ニュース9」より)