日本政府がネイバーに対し、保有するLINEヤフー株の売却を求めたことが韓国でも連日報じられ、韓国でLINEメッセンジャーアプリのダウンロード(DL)件数が増えている。「LINEが日本に奪われかねない」という世論が形成され、関心が高まっているからだ。
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韓国のモバイルアプリ分析サービス「モバイルインデックス」が13日に明らかにしたところによると、5月第1週のLINEアプリ新規ダウンロード件数は5万8346件で、昨年8月第2週の5万9728件以来、9カ月ぶりに最高値を記録した。日本政府が2度にわたってLINEヤフーに行政指導を実施して以降、新規ダウンロード件数も徐々に伸びている。
アップルのApp StoreとグーグルのPlayストアでもLINEの人気が高まっている。アップルのApp Storeのソーシャルネットワーキング部門では、LINEの順位がカカオトークとテレグラムを上回り、グーグルのPlayストアでもカカオトークとスナップチャットに次いで3位にランクインした。
LINEのアプリレビューには「LINEは明白な韓国企業」「LINE韓国ファイト」「日本に渡さないで」などのコメントがついている。LINEヤフー問題が韓日の世論戦に発展しているのだ。韓国政界も連日、ネイバーの「持ち株売却」に反対の声を上げている。祖国革新党の曺国(チョ・グク)代表は13日、「LINE問題」をめぐる韓国政府への抗議の意味で、独島を訪れた。
ファン・ギュラク記者