米大リーグ(MLB)サンフランシスコ・ジャイアンツの李政厚(イ・ジョンフ)が肩を脱臼するという悪材料に見舞われた。 当分の間、故障者リスト入りする見通しだ。韓国でプレーしていた時に手術を受けた所をまた負傷したため、長期欠場の懸念もある。
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李政厚は13日のシンシナティ・レッズ戦、1回表の二死満塁という場面で、相手チーム打者のホームラン性の打球を捕ろうとしてフェンスにぶつかった。ボールはフェンスの上部に当たって跳ね返る二塁打になり、走者3人が全員ホームに戻った。李政厚は倒れた後、しばらく座ったまま左肩に手を当てて痛がっていた。ジャイアンツのボブ・メルビン監督は「明日、MRI(磁気共鳴画像装置)検査を行う予定だ」と語った。肩の脱臼とは、肩の骨が関節から外れたという意味だ。靱帯(じんたい)損傷などがなければ、数週間程度の休養とリハビリで回復するが、ひどい場合は手術が必要になる。李政厚は韓国プロ野球時代、同じ所を2度負傷しており、手術を受けている。
サンディエゴ・パドレスの金河成(キム・ハソン)もロサンゼルス・ドジャースとの試合で、4回に相手先発投手ウォーカー・ビューラーが投げた時速152キロメートルのシンカーが左手首にぶつかり、交代となった。レントゲン検査をしたところ骨と靭帯に異常はなく、様子を見ることになった。
成鎮赫(ソン・ジンヒョク)記者