コンタクトをつけたまま「まつ毛エクステ」を行い失明するところだった英国人女性が話題

 コンタクトレンズをつけたまま、まつ毛エクステンション施術を受け、瞳の色が変わり、視力まで失うところだった英国人女性のエピソードが話題を呼んでいる。

 英紙ザ・サンが4月26日(現地時間)報じたところによると、ロンドン南部に住んでいるリリー・バレットさん(22)は2022年11月、コンタクトレンズをつけた状態でロシアンまつ毛エクステンション施術を受けたという。「3Dボリュームまつげ」とも言われるロシアンまつ毛エクステンション施術は、2本以上のまつげを1本の自まつげに装着し、豊かに見えるようにするものだ。

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 リリー・バレットさんは、施術を受けてから6時間後に異常な症状が出始めた。左目がかゆく充血し、夜通し涙が出た。コンタクトレンズを外して眼鏡をかけた後、薬局で購入した目薬をさしたが、角膜に黄色い塊が生じるなど、症状が次第に悪化していった。結局、リリー・バレットさんは三日後に視力を失った。リリー・バレットさんは角膜がぼんやりした灰色に変わる映像を公開し、「片目を失明した」と打ち明けた。

 病院を訪れたリリー・バレットさんは、「角膜潰瘍」と診断された。角膜潰瘍とは、角膜に生じた損傷を指す。リリー・バレットさんは「まつ毛の施術後、コンタクトレンズにバクテリアが接触し、発症したようだ」と説明した。

 医師は「手術しなければ視力を回復することはできない」と警告したが、リリー・バレットさんは手術を拒否した。リリー・バレットさんは「角膜の手術をしても、目がまた(視力がよくなかったころに)戻る恐れがあるということを聞き、手術を受けなかった」と打ち明けた。

 リリー・バレットさんは目薬と鎮痛剤を処方され、退院したが、その後も検診のために病院を訪れた。リリー・バレットさんは「6カ月間瞳が変色したままだったが、次第に視力が回復し始めた」とした上で「およそ1年半たった今(2024年)も、左目の視力を完全には回復できていない」と語った。そして「皆さんに、使い捨てコンタクトレンズを使用するよう伝えたい」とした上で「使い捨てコンタクトレンズはお手入れの必要がなく、使用後はごみ箱に捨てさえすればいいからだ」と主張した。

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