韓国与党「国民の力」院内代表に秋慶鎬氏=大邱出身・3期目

「隊列組み108議員が団結せねば」

 9日、与党・国民の力の新しい院内代表に秋慶鎬(チュ・ギョンホ)議員(63)=大邱市達城選挙区=が選出された。先月行われた第22代国会議員選挙で3回目の当選を果たした同氏はこの日、国民の力所属で当選した108議員のうち、102議員が投票した院内代表選挙で70票を獲得した。国会議員当選4回目の李鍾培(イ・ジョンベ)議員(66)=忠清北道忠州選挙区=が21票、当選3回目の宋錫俊(ソン・ソクチュン)議員(60)=京畿道利川選挙区=は11票だった。

【グラフィック】政党別獲得議席数

 秋慶鎬氏は尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足後、権性東(クォン・ソンドン)議員、朱豪英(チュ・ホヨン)議員、尹在玉(ユン・ジェオク)議員に続き、4人目の与党院内代表を務めることになった。秋慶鎬氏は当選後の感想で、「単一隊伍(一つの隊列を組ん)で108議員が一丸となって進もう。そうすれば我々は192議席の野党に堂々と立ち向かうことができる」と語った。同氏は与党を上回る議席を持つ野党を相手に、第22代国会の院構成交渉を進め、海兵隊員特別検事法など野党が推進する特別検事政局に対応していかなければならない。

 大邱市出身の秋慶鎬氏は啓聖高校、高麗大学経営学科を卒業し、第25回行政考試に合格した元経済官僚だ。李明博(イ・ミョンバク)政権時に大統領府の経済金融秘書官を、朴槿恵(パク・クンヘ)政権時に企画財政部第1次官・国務調整室長を務めた。2016年の第20代国会議員選挙に大邱市達城選挙区から出馬して当選し、先月、3期連続で当選を果たした。尹錫悦氏の大統領職引き継ぎ委員会企画調整分科幹事を経て、現政権初の経済副首相兼企画財政部長官を務めた。

キム・スンジェ記者

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  • ▲写真=秋慶鎬(チュ・ギョンホ)議員。/NEWSIS

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