韓国与党の臨時執行部トップが就任 「革新」に意欲

【ソウル聯合ニュース】韓国与党「国民の力」の臨時執行部として党を率いる非常対策委員会の委員長に就任した黄祐呂(ファン・ウヨ)元社会副首相兼教育部長官は3日、就任記者会見で「党再結成の水準を超える革新を推進する」と表明した。前任は4月の総選挙大敗を受けて辞任し、今回の非常対策委の役割は6月末または7月初めに予定される党大会で新執行部が選出されるまでの実務が中心になるとみられていたが、黄氏は「刷新」に意欲を示した。

 黄氏は「党員と国民の声だけが、私が率いる非常対策委の羅針盤になる」と述べ、「より多くの国民とともにできる包容の政党に生まれ変わる」と強調した。

 最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表ら、各党の代表に就任のあいさつをする考えも明らかにした。

 黄氏は2016年まで国会議員を連続5期務めた重鎮。朴槿恵(パク・クネ)政権期の与党、セヌリ党(国民の力の前身)の代表や社会副首相兼教育部長官、韓日議員連盟会長などを担った。

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