【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスングループが今年上半期の新卒採用試験の一環として、筆記試験のサムスン職務適性検査(GSAT)を27~28日にオンラインで実施した。
同グループによると、サムスン電子、サムスンディスプレー、サムスン電機、サムスンSDI、サムスンSDS、サムスンバイオロジクス、サムスン物産、サムスン重工業、サムスンエンジニアリング、サムスン生命などグループ会社19社が合同で実施した。
サムスンは新型コロナウイルスの流行を機に、2020年からGSATをオンラインで実施している。今回が9回目のオンライン試験となる。受験者は自宅などでパソコンやスマートフォンを使って試験を受ける。
「ビッグテック」と呼ばれる世界の巨大ハイテク各社が相次ぎ人員を削減する一方、サムスンは大規模採用を続けて国内の雇用安定に寄与している。22年に発表した採用計画では、5年間で8万人を新規採用する方針を発表した。