【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップは26日、全国の18歳以上の1001人を対象に23~25日に実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は就任後最低を記録した前週より1ポイント上昇した24%となったと発表した。不支持率は3ポイント下落した65%だった。
尹大統領の支持率は総選挙前に実施された調査(3月26~28日)で34%となっていたが、前週の調査では23%に急落し、就任後最低を更新していた。韓国ギャラップは「今週の数値の変化は意味を与えにくい誤差の範囲内」として、事実上前週と変わらないと分析した。
尹大統領を支持する理由は「医学部定員の拡大」「外交」(いずれも10%)、「全般的によくやっている」「主観・所信」(いずれも5%)、「決断力・推進力・粘り強さ」「公正・正義・原則」(いずれも4%)などが挙がった。
支持しない理由は「経済・国民生活・物価」(21%)が最も多く、「コミュニケーション不足」(15%)、「独断的・一方的」(9%)、「医学部定員の拡大」「統合・協力政治不足」(いずれも5%)、「経験・資質不足、無能」「外交」(いずれも4%)、「全般的にうまくできていない」などの順だった。
政党支持率は保守系与党「国民の力」が前週に比べ3ポイント上がった33%、革新系最大野党「共に民主党」は2ポイント下がった29%だった。「祖国革新党」は13%、「改革新党」は3%だった。