後続車にクラクション鳴らされ激高、刃渡り25センチの刃物で脅した50代男を立件 /金浦

 急な車線変更をしたところ後ろからクラクションを鳴らされ、逆ギレして後ろの車のドライバーを刃物で脅した50代の男が立件された。

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 京畿道金浦市に住む50代の男は22日午後6時10分ごろ、同市九来洞の道路を車で走行中、バス停留所の近くで車線を急に変更した。

 突然割り込んできた車に驚いた20代の男性は、後ろからクラクションを鳴らした。二人は路肩に車を停めると、互いをののしり、小競り合いになった。

 すると、怒りを抑えられなくなった50代の男は自分の車のトランクから刃渡り25センチの包丁を取り出し、20代男性を脅し始めた。男性は自分の車に戻ってドアを閉め、現場から逃げた後、警察に通報した。

 出動した警察は、男から凶器を取り上げると近くの地区隊(交番・派出所)まで任意同行を求め、そこで事情聴取を実施。男は警察に対し「若いくせに口が悪かったので腹が立った」と説明した。

 男は包丁をトランクから取り出したものの、包丁ケースは外さなかったという。警察は男を特殊暴行容疑で在宅のまま立件した。危険な凶器を持って脅迫した場合、特殊脅迫容疑が適用される。

 警察の関係者は「車のドライブレコーダーなどを基に当時の正確な状況を確認している」「男の犯行経緯もさらに調査する方針」と説明した。

 警察庁が、2015年に発生したあおり運転の発生原因を分析した結果、あおり運転の51.3%が「車線変更、割り込み」が原因だったことが分かった。車線を変更する際にはウィンカーを出さねばならず、ほかの車の流れを阻害してはならない。

キム・ミョンジン記者

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