【ワシントン聯合ニュース】国際通貨基金(IMF)のクリシュナ・スリニバーサン・アジア太平洋局長は18日(現地時間)、2024年の韓国経済について、高価な半導体の世界的な需要により「輸出に前向きな勢いが予想される」としながら、内需の成長は「漸進的」との見通しを示した。また、中国経済の成長鈍化が韓国などアジア太平洋地域における大きなリスクと指摘した。
IMFは16日に発表した世界経済見通しで、韓国の今年の成長率を2.3%と予測した。
同氏はまた、中国の輸出価格が2023年下半期に下落したが、これはベトナムや韓国のように中国と類似した製品を生産し、中国と競争する国の利益率に下方圧力を加えるだけでなく、輸出量にも否定的な影響を及ぼしかねないと説明した。