【果川聯合ニュース】韓国の中央選挙管理委員会は10日、同日実施された総選挙(定数300)で有権者4428万11人のうち2966万2313人が投票し、投票率(暫定値)が67.0%を記録したと発表した。
ここには5、6の両日に行われた期日前投票のほか、居所投票(郵便投票)、洋上投票、在外投票の投票率が含まれている。
今回の投票率は前回2020年の総選挙(66.2%)より0.8ポイント高く、1992年の総選挙(71.9%)に次ぐ高さとなった。
総選挙の投票率は96年の第15代が63.9%、2000年の第16代が57.2%、04年の第17代が60.6%、08年の第18代が46.1%、12年の第19代が54.2%、16年の第20代が58.0%となっている。
今回の総選挙の投票率が高かったのは、与党「国民の力」と最大野党「共に民主党」の2大政党が互いに対して「審判が必要」と主張したことで、支持層だけでなく無党派層の関心が高まったためとの見方が出ている。
小選挙区の大勢が判明するのは開票率が70~80%程度になると予想される11日午前1~2時ごろになるとみられる。
最終投票率は開票が終わる11日午前に発表される予定だ。