【ソウル聯合ニュース】韓国と米国が米ワシントンで11日(現地時間)、統合国防対話(KIDD)を開く。韓国国防部が8日発表した。
韓国側から国防部のチョ・チャンレ国防政策室長が、米国側から国防総省のイーライ・ラトナー次官補(インド太平洋安全保障担当)らが出席する。
双方は6月にソウルで開催する核協議グループ(NCG)の会合の議題を調整するとみられる。韓米は今年半ばまでに核戦略の企画・運用に関するガイドラインを策定し、6月ごろに拡大抑止体制の構築を完成させるとの計画を明らかにしている。ガイドラインには▼核関連の敏感な情報の共有方法▼保安体制の構築▼核危機時の協議手続き・体系▼両国首脳の保安インフラ構築・リアルタイムの意思疎通チャンネル稼働――などが盛り込まれる。
国防部は対話の議題について、北朝鮮の核・ミサイル脅威抑止・対応を巡る連携、連合防衛体制の強化、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管など両国の安全保障課題全般に関して議論すると明らかにした。