【ソウル聯合ニュース】韓国総選挙(10日投開票)の期日前投票が5日、2日間の日程で全国の投票所で始まり、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領や与野党のトップらが投票を済ませた。
尹大統領は訪問先の南部・釜山で期日前投票を行った。尹大統領は前日、「投票は主権者の権利の行使だけでなく、責務でもある」として、投票を呼びかけていた。
保守系与党「国民の力」トップの韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長はこの日午前、大学の街として知られるソウル・新村の期日前投票所で一票を投じた。韓氏は同地で投票した理由について、「国の未来は若者にあるとみており、若者が暮らしやすい国のための政治をする」と強調した。
国民の力は党執行部のほか、公認候補全員が初日に投票を済ませた。
一方、革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は中部・大田市内で投票を行った。李氏は「主権の行使は自分の人生を決めることだ。私たちの子どもの未来を決めるという思いで多くの方々が投票してほしい」と訴えた。