韓国 けさのニュース(4月2日)

◇北朝鮮 中距離級弾道ミサイル1発発射

 韓国軍合同参謀本部は2日、北朝鮮が同日午前6時53分ごろ、平壌付近から朝鮮半島東の東海上に向けて中距離級弾道ミサイルとみられる飛翔(ひしょう)体1発を発射したと発表した。北朝鮮の発射は3月18日の「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」以来となる。合同参謀本部は「追加発射に備え、監視や警戒を強化したなか、米国・日本の当局と弾道ミサイル関連情報を緊密に共有しながら万全の対応態勢を維持している」と明らかにした。韓国国防安保フォーラム(KODEF)のシン・ジョンウ専門研究委員は「中距離級ミサイルなら極超音速武器をテストした可能性がある」との見方を示した。

◇診療時間短縮2日目 大学病院のインターン登録きょう締め切り

 政府が医師不足などの対策として打ち出した大学医学部の入学定員増に反発する医療界と政府の対立が長期化する中、一部の医学部教授は1日に続き2日も診療時間を短縮し、週52時間の短縮勤務を行う。大韓医師協会を中心に、一部の開業医も診療時間を週40時間に短縮する「順法診療」を行っている。ただ、先週に比べて主要大学病院の稼働率は大きな変動を示しておらず、診療縮小に参加する開業医も多くないことが確認された。一方、大学病院への任用を拒否したインターンは、2日までに登録を終えなければ上半期に研修医として勤務することができなくなる。

◇3月のリンゴ小売価格 前月比3.6%下落

 農水産食品流通公社の農産物価格情報サイトによると、3月のリンゴの平均小売価格(ふじ10個当たり)は2万7003ウォン(約3000円)だった。前年同期比18.2%上昇したが、2月(2万8006ウォン)と比べると3.6%下落した。前年同月比でのリンゴ小売価格の上昇率は、2月の22.2%から3月には18.2%と4.0ポイント下落した。リンゴの生産量が急減した影響で価格が高騰し、政府が納品単価1キロ当たり4000ウォンを負担するなど支援を拡大したためと分析される。

◇健康保険の外国人被扶養者 3日からは6カ月以上在留が要件

 韓国で3日から、外国人と在外国民は6カ月以上在留する場合に限り国民健康保険職場加入者の被扶養者の資格を得ることができる。これにより、会社員など職場加入者が外国に暮らす家族・親族まで被扶養者にし、必要な時だけ韓国で病気の治療や手術を受けさせるといった医療保険制度の「ただ乗り」は難しくなる。ただし、対象が配偶者または未成年の子どもの場合と、留学、小中高生の一般研修、永住、結婚による定住などの在留資格を持つ場合には、直ちに被扶養者の資格を得られる。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい