新型コロナのパンデミック(世界的大流行)収束に伴って国際結婚が再び活性化している影響もあるが、一部では日本での韓国人男性人気に関連があるとの見方も出ている。日本のTBSとネットフリックスで放映中のドラマ『Eye Love You』が人気を集めているのも、日本でのムードを裏付けているというわけだ。
同作は、韓国人男子留学生のテオ(チェ・ジョンヒョプ)と日本人女性の本宮侑里(二階堂ふみ)が恋に落ちるというストーリーだ。ドラマの随所に韓国語のせりふと韓国文化が登場するが、日本人の好きな「韓国式」の恋愛スタイルが細かい部分に散りばめられていると評価されている。今年1月に第1話が放映され、日本のネットフリックスでは公開当初から1位に立った。男性主人公を演じる韓国人俳優チェ・ジョンヒョプは、第2の「ヨン様(ペ・ヨンジュン)」と呼ばれるほどだ。
ドラマだけでなく、YouTubeでも韓日カップルが登場するコンテンツが人気を集めている。「TomoTomo」(チャンネル登録者数103万人)、「済州カップル」(同53万人)、「クッキーカップル」(同35万人)などが代表的だ。このほか、昨年は日本のネットフリックスで『韓国ドラマみたいな恋がしたい』という恋愛リアリティー番組も放送された。
さらに、このところ韓日関係が急速に雪解けし、日本国内で韓国に対する認識が改善されたことも一役買っている可能性がある。日本経済新聞が先月18日、日本の成人1607人を対象に実施した世論調査では、回答者の37%が「韓国が好き」と答えた。これは文在寅(ムン・ジェイン)政権時代の14%に比べ、大幅に上昇した数字だ。
世宗=パク・ソジョン記者