【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は25日、ソウルの大統領室で米議会の超党派の議員でつくる「韓国研究グループ」の代表団と面会した。大統領室が伝えた。
尹大統領は米国の「知韓派」議員らに、米国に進出した韓国企業の活動支援に米議会が関心を持つよう要請したほか、専門技術を持つ韓国の若者の米国での就業を円滑にするため、発給上限とは別枠で韓国人にビザを出すための法案が米議会で可決されるよう協力を要請した。
尹大統領はまた、韓米の「グローバル包括戦略同盟」が未来に向かってさらに力強く前進するよう今後も支持とサポートを願うと要請した。
代表団側は「米議会は党の垣根を越えて韓米同盟を支持する」と応じた。
また専門技術を持つ韓国人のためのビザの特別枠を設ける法案をはじめ、韓国関連の立法活動で積極的に先頭に立ち、韓米同盟発展のために最善の努力をしていくと表明した。
代表団は尹大統領との面会に先立ち、韓国の統一部長官、外交部長官、国防部長官とも相次いで面会した。
米議会の韓国研究グループは2018年2月に正式発足した。現在、上院・下院議員約80人が参加している。