韓国プロ野球・LGが30年保管で話題の泡盛 製造会社が「感謝」で贈呈  

【ソウル聯合ニュース】韓国プロ野球で昨年、29年ぶりに韓国シリーズを制したLGツインズの祝勝会に登場したことで話題になった泡盛の製造会社「比嘉酒造」(沖縄県読谷村)が20日、昨年の優勝を祝い今シーズンの優勝を祈願し、同社の泡盛をLGに贈呈した。

 贈呈式はソウル市内のホテルで行われ、球団運営などを行うLGスポーツの金仁錫(キム·インソク)代表取締役や沖縄県ソウル事務所の新里紹太所長、比嘉酒造の比嘉兼作代表取締役、在韓日本大使館の関係者らが出席した。

 比嘉氏は昨年LGが優勝し、報道などの影響により韓国で泡盛への関心が大きく高まったとし、感謝を伝えた。

 LGツインズの元球団オーナーで、LGグループの会長を務めた故具本茂(ク・ボンム)氏は1994年にキャンプ地・沖縄で選手らと泡盛で乾杯し、LGが同年のシリーズで優勝したことから、翌95年に「また優勝したら祝杯を挙げよう」と泡盛を購入した。その後、LGは優勝から遠ざかり、泡盛は韓国シリーズの最優秀選手に与えるために用意したロレックスの時計とともに保管されていた。

 昨年LGが29年ぶりに優勝したことで、このようなエピソードとともに泡盛に注目が集まった。

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