【ソウル聯合ニュース】韓国で4月10日に投開票される総選挙(定数300)について、革新系最大野党「共に民主党」は19日、現在は与党と互角の戦いとの見方を示した上で、選挙区と比例代表を合わせ過半数の議席確保を「希望目標」に掲げた。
党の選挙対策委員会本部長団会議で金民錫(キム・ミンソク)状況室長は「現在の形勢は非常に流動的で、互角」との認識を示し、「依然として151議席を最大の希望目標とみているが、現実は選挙区、比例を含め、第1党確保が大変手ごわい半目勝負の状態だ」と述べた。
常任選挙対策委が分析・討論したところ、最大153議席まで見込めるという報道は現時点で「最大の希望」にすぎないと判断したとして、支持者と国民に支援を呼びかけた。
韓秉道(ハン・ビョンド)戦略本部長は15日に記者団に対し、選挙区で130~140議席ほど、同党を含む野党陣営の比例向け系列ミニ政党「共に民主連合」で「13議席プラスアルファ」の獲得が見込めると話していた。