【ニューヨーク聯合ニュース】韓国の黄浚局(ファン・ジュングク)国連大使は18日(現地時間)、核軍縮・不拡散をテーマにした国連安全保障理事会の会合で、継続している北朝鮮の核兵器とミサイル開発により核兵器不拡散の見通しは不透明だとして、安保理としての対応を強調した。
黄氏は「闘いの末に勝ち取った(不拡散)体制がいつにも増して深刻な挑戦を受けている」として、北朝鮮が18日に数発の短距離弾道ミサイルを発射したことに言及。安保理の常任理事国が責任感を持って核拡散防止条約(NPT)など数十年間続いた不拡散体制を維持しなければならないと強調した。常任理事国のロシアがウクライナに対する核兵器の使用に言及したことをけん制した発言とみられる。