【ソウル聯合ニュース】韓国の大韓野球ソフトボール協会は14日、日本の久門篤志氏をソフトボール韓国代表の監督に選任したと発表した。外国人の監督就任は初めて。
昨年から外国人監督の招聘(しょうへい)を構想していた李宗勲(イ・ジョンフン)協会長は今年初め、東京五輪と杭州アジア大会で金メダルを獲得した強豪国の日本を訪れ、監督候補者に会った。
候補者のうち、2026年に愛知県と名古屋市が共催するアジア大会での3位入賞と次世代選手の育成という明確な目標と、それにふさわしい運営計画を提示した久門氏を新任監督に指名した。
日本で37年にわたりソフトボール指導者として活動した久門氏は、協会を通じて「選手によって性格や考え方、競技スタイルは異なるが、ワンチームにならなければ勝てない」として「指導者と選手がワンチームになって目標達成のために最善を尽くす」と抱負を述べた。
また、監督を支えるコーチには日本女子ソフトボールリーグで選手と指導者として活動した藤本あさ子氏が就任した。
藤本氏は1部リーグの日立で11年間捕手としてプレー。引退後は13年間選手の指導に当たった。
李会長は「26年アジア大会で韓国ソフトボール初のメダル獲得という目標を達成するため、今後も努力を続ける」と述べた。