【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は14日、南西部の全羅南道庁で国民との討論会を開き、全羅道内の高速鉄道と高速道路の整備を急ぐ考えを示した。
尹大統領は高速鉄道について「湖南(全羅道)内陸部の益山から南海岸の麗水まで180キロを高速鉄道網で結び、地域を短時間でつなぐ」と述べた。全羅道を走る高速鉄道網の改善に1兆ウォン(約1120億円)以上を投じると説明した。
また「全羅南道の生活圏を拡張し、広域経済圏を形成するために最も重要な課題は交通インフラの拡充」としながら、「霊岩から光州までの47キロ区間に約2兆6000億ウォンを投入し、ドイツのアウトバーンのような超高速道路の建設を推進する」と述べた。現在建設中の光州―康津区間と、予備妥当性を調査中の康津―莞島区間の建設も加速させるとした。