2023アジア・サッカー連盟(AFC)アジアカップ・カタール大会に備えるためのキャンプ地で、サッカー韓国代表チームの一部選手と大韓サッカー協会職員が金銭を賭けて未明までカードゲームをしていたことが確認された。
【写真】イ・ガンインら、ソン・フンミンが指を脱臼した翌日に「ペットボトル立て」ゲーム
大韓サッカー協会は13日、「サポート・スタッフが休憩室で選手たちとカードゲームを行ったことについては調査の結果、事実であることが分かった。適切でない行動だったと判断している」と述べた。以前から「アジアカップのためのキャンプ中に協会職員や選手たちが金銭を賭けて未明までカードゲームをしていた」という疑惑が取りざたされていた。
これについて同協会は「選手たちが練習場でゴールポスト当てによる賭けなどをしたり、休憩室でボードゲームやプレイステーションなどをしたりする時、飲み物代を誰が払うかなど、金銭のやり取りを伴う小額の賭けのようなものが行われるケースはよくある。該当の施設は選手だけが使えるが、そのスペースに職員が一緒にいたのは遺憾だ」と述べた。金銭を賭けたという事実について否定はしなかった。
その上で、同協会は「該当の職員は韓国代表チームの内部指針に違反するなど、チーム長として不適切な業務運営があったことが内部で問題提起され、調査結果でも確認された。先月20日に人事委員会を開き、該当職員を職位解除し、その後数回にわたり当事者や周囲の職員などを対象に、詳しい調査を実施した」「これを基に、今後人事委員会を開き、該当者に対する懲戒処分をする方針だ」と説明した。
アジアカップ大会期間中は、韓国代表のソン・フンミン(31)とイ・ガンイン(23)ら先輩・後輩間でもめ事が発生するという事態もあった。韓国代表監督だったユルゲン・クリンスマン氏(59)=ドイツ=は選手たちをきちんと統制できなかった責任を問われ、先月更迭された。
イ・ヨンビン記者