【ソウル聯合ニュース】韓国の曺圭鴻(チョ・ギュホン)保健福祉部長官が11日、業務復帰命令に従わず職場離脱を続けている研修医に対し、免許停止などの行政処分の手続きが終わる前に復帰すれば最大限善処すると発言したことを巡り、大統領室の関係者は同日、「医療改革を国民の支持と要望を受けて貫徹していくという意思に変わりはない」と強調し、政府の立場が変わったとする指摘を否定した。
大学医学部の定員を増やす政府方針に反発し職場を離脱した研修医は8日時点で1万1994人に達し、政府は業務復帰命令に従わない4944人に対し免許停止など行政処分のための事前通知書を発送した。
また同関係者は「医師らが現場に戻ってくることは当然歓迎するが、われわれはいつまでも我慢はできない」とも述べた。