韓国 けさのニュース(3月6日)

◇あす総選挙なら「与党に投票」33% 最大野党26%

 4月10日に投開票される総選挙を約1カ月後に控え、「あすが投票日ならどの政党の候補に投票するか」を尋ねた世論調査で、保守系与党「国民の力」との回答が33%、革新系最大野党「共に民主党」が26%だった。聯合ニュースと聯合ニュースTVが6日、調査会社のメトリックスを通じ2~3日に全国の18歳以上の1000人を対象に実施した調査の結果を発表した。前回調査(2月3~4日実施)では国民の力が33%、共に民主党が35%だったが、今回は国民の力が優位に転じ、共に民主党に誤差の範囲を超える7ポイントの差を付けた。

◇研修医の免許停止「秒読み」 医学部教授らも集団行動へ

 政府が医師不足などの対策として発表した大学医学部の入学定員増に反発して全国の研修医が辞表を提出し職場を離脱した問題で、政府は復帰していない研修医に対し行政処分の事前通知を始め、研修医に対する免許停止処分の実施が秒読みに入った。医学部のある各大学が政府に定員増を申請したことで、教授らも集団行動に踏み切る動きを見せている。医学部の教授は病院で診察も行う場合が多いが、辞職や兼職解除などの方法で集団行動に乗り出せば患者の被害はさらに拡大する恐れがある。

◇医学部定員「2千人増」賛成48% 「2千人未満で増員すべき」36%

 医師不足などの対策として大学医学部の入学定員を来年から2000人増やすとする政府の方針を巡る世論調査で、回答者の約半数がこれに賛成していることが分かった。聯合ニュースと聯合ニュースTVが調査会社のメトリックスに依頼し、2~3日に全国の18歳以上の1000人を対象に調査を行った結果、48%が「2000人増やすべき」と回答した。「2000人未満で増やすべき」は36%、「現行を維持すべき」は11%だった。

◇ソウル・北倉洞の店舗賃貸料 明洞上回り1位に

 ソウル市が北倉洞、明洞、狎鴎亭ロデオ駅など主要商圏145カ所の1階にある店舗1万2531カ所を対象に実施した賃貸借実態調査の結果、ソウル主要商圏の1平方メートル当たりの月平均賃貸料は7万4900ウォン(約8400円)で、前年(6万9500ウォン)比7.8%上昇した。地域別では北倉洞が1平方メートル当たり月18万ウォンで、明洞(17万3700ウォン)を抜いて最も高かった。ソウル市は、新型コロナウイルスなどの影響で外国人観光客が多い明洞の空室率が上昇したためと分析した。

◇昨年の保険金詐欺摘発額が過去最高 自動車保険詐欺が急増

 金融監督院が発表した保険金詐欺の摘発状況によると、昨年摘発された保険金詐欺の被害額は前年比3.2%増の1兆1164億ウォンで、過去最高額を記録した。摘発者数は10万9522人で、前年比6.7%増えた。保険銘柄別では自動車保険詐欺が5476億ウォンで、前年比16.4%急増した。金融監督院は、レンタカーで故意に事故を起こす例が増えているとして、自動車損害賠償振興院・レンタカー共済組合などと協力して調査を推進する計画だと明らかにした。

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