【東京聯合ニュース】韓流ブームを追い風に韓国食品が日本市場進出を拡大してきたが、いまや屋台グルメにも注目が集まっている。
東京ビッグサイトで5日に開幕したアジア最大級の食品・飲料専門展示会「FOODEX JAPAN 2024」の韓国館では、韓国の屋台グルメが体験できる。
韓国館の運営主管を務める韓国農水産食品流通公社(aT)は「K(韓国)ストリートフード」を今年のテーマに決め、ブースを設置した。
aTは、日本の大型スーパーで即席麺やノリなど基本的な韓国食品が販売されている状況の中で、屋台グルメに対する需要も増えていると判断した。
aT東京支社の関係者は「日本のバイヤーと接していると韓国のストリートフードに対する需要が高いことが感じられる」と述べた。
この日、韓国館を訪れた来場者たちもトッポッキ(餅の甘辛炒め)、韓国おでんなど、代表的な屋台グルメを味わっていた。
韓国館のテーマ館で試食イベントなどを行っている出展企業、M&Nの関係者は「SNS(交流サイト)を見て新しい韓国のストリートフードを求める需要が高まっている。売り上げがここ10年で約4倍増えた」と話している。
韓国館には紅参(高麗人参を蒸して乾燥させたもの)、マクワウリ、キムチなどを扱う70社が出展。地方自治体の広報館を合わせ96のブースが運営されている。
aTは韓国館の輸出商談額の目標を9000万ドル(約135億円)に設定した。