【ワシントン聯合ニュース】韓国の趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官は28日(現地時間)、米ワシントンの韓国大使館で韓米外相会談後に開いた記者会見で、ブリンケン国務長官が3月に韓国を訪問する意向を表明したと明らかにした。
ブリンケン氏は3月18日にソウルで開かれる第3回「民主主義サミット」の議題を調整する閣僚級会合に出席し、バイデン米大統領はサミットの首脳会合にオンラインで参加する。
趙氏はブリンケン氏との会談について、「60分以上、踏み込んだ有益な議論をした」として、「行動する韓米同盟のビジョンを実現するため、高官交流や戦略的な意思疎通を各レベルで強化することで一致した」と述べた。また、北朝鮮問題に関連し「北の核・ミサイル脅威が高まるなか、北の挑発に断固として対応し、違法資金の遮断や人権向上に向けた努力を強化することにした」と説明した。
両国のサイバー協力を強化し、情報共有の制度化を加速させることも確認したと明らかにした。