米大リーグのロサンゼルス・ドジャースとトロント・ブルージェイズで活躍した「怪物投手」柳賢振(リュ・ヒョンジン、36)の古巣ハンファ・イーグルス復帰が正式に発表された。
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ハンファは22日、「柳賢振と契約期間8年、総額170億ウォン(約19億円、オプトアウト含む、詳しいオプトアウトの内容は双方の合意により非公開)で契約を締結した」と明らかにした。
今回策定された柳賢振の契約額は、韓国プロ野球史上、最高水準だ。これまで総額基準での歴代最高額の契約は、昨シーズンNCダイノスから斗山ベアーズに移籍したベテラン捕手、梁義智(ヤン・ウィジ、36)の4+2年・総額152億ウォンだった。
柳賢振は2006年、2次ドラフト2巡目でハンファ・イーグルスに指名され、プロ入りした。 デビューシーズンに18勝6敗、防御率2.23を記録し、レギュラーシーズンのMVP(最高優秀選手)になった。
デビューシーズン成功後も柳賢振は2012年までハンファのエースとして活躍した。韓国プロ野球(KBO)リーグ通算成績は190試合出場で98勝52敗、防御率2.80だ。
その後、柳賢振は2013シーズンから2023シーズンまで米大リーグ(MLB)でプレーした。大リーグ通算成績は1055.1イニングで78勝48敗、防御率3.27と、1000イニング以上・3点台前半の防御率をマークし、大リーグでも見事な活躍を見せた。
ハンファは23日に柳賢振と空港で簡単な記者会見を行う予定だ。
キム・テホ記者