韓国研修医の集団辞職 100病院・6415人に=1630人が出勤せず

【ソウル聯合ニュース】韓国政府が医師不足などの対策として発表した大学医学部の入学定員増に反発する専攻医(研修医)の集団辞職が拡大している中、保健福祉部は20日、大型病院100カ所を点検した結果、19日午後11時の時点で専攻医の55%を占める6415人が退職届を提出したと明らかにした。

 退職届を出した医師のうち25%に当たる1630人が職場を離れた。

 各病院は提出された退職届を受理していない。

 保健福祉部が10の病院を点検した結果、計1091人(19日午後10時時点)の専攻医が退職届を提出し、このうち737人が出勤していないことが確認された。

 これを受け、同部は728人に対して業務開始命令を下した。既に業務開始命令が出された29人を含めると、計757人となる。

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