【ソウル聯合ニュース】韓国の国家ブランド力強化に向けた「2024国家ブランドアップ展示会」が22~27日、ソウルの国立中央博物館地下歩道で開催される。今年の展示会は、朝鮮戦争後の廃墟から立ち直り、政治・経済を発展させてきた韓国の姿の周知・広報に焦点を当てる。
展示会はインターネット上などで民間外交を行う韓国の市民団体VANK、在外同胞庁、国家基幹ニュース通信社・聯合ニュースの共催。
今年は「700万の在外同胞われらが大韓民国」をテーマとする。第2次世界大戦後に独立した国のうち、経済を欧州連合(EU)並みに成長させると同時に民主主義を実現したのは韓国が唯一という点を強調。その上で、韓国のこうした発展と誇らしい未来へ進もうとする姿が海外の教科書で取り上げられるよう、韓国人と世界各地に暮らす約700万人の同胞の協力を呼び掛ける。
展示会は1902年からの韓国人移民の歴史を振り返り、在外同胞が故国独立に尽くしたことを解説する。聯合ニュースの報道によって知られることとなった在外同胞の英雄たちも紹介する。
VANKは海外の教科書に韓国の発展史を記載させるための運動に取り組むほか、「韓国民主主義・経済発展の日」制定と国際記念日指定なども目指している。