一部のサッカーファンは、韓国代表のクリンスマン監督が、自身に対する非難の世論を鎮静化させるために、この騒動を英国メディアに流したのではないかという陰謀論を提起した。サッカー協会がこの事実をいち早く認めたのも怪しい、と指摘した。
あるネットユーザーは「実際にこのようなことがあったとしても、サッカー協会は『よく分からない』『確認できない』というべきなのでは? ずっと悪口を言われているので非難の世論を覆い隠そうとしているのではないか」との見方を示した。
また、別のネットユーザーも「サッカー協会がアジアカップでの準決勝敗退を選手の内紛のせいにしようとしている」として「本質を曇らせようとするものだ」と指摘した。
一方「実際に起きたことを隠したところで、解決するのか? サッカー協会の対応には問題はない」「英国メディアが報じた内容を、なぜサッカー協会の言論プレー(自分に有利になるようにメディアを利用すること)というのか」という意見もあった。
一部のネットユーザーらは李康仁のSNS(交流サイト)に殺到し「お前のせいでソン・フンミンが指をけがし、チームの不和でヨルダン戦がめちゃくちゃになったらしいが、本当か? それとも、(大韓サッカー協会の)鄭夢奎(チョン・モンギュ)会長が言論プレーをしているのか?」「ソン・フンミンが指を負傷したという記事は事実なのか?」などのコメントをつけて釈明を求めた。
一方で、李康仁のファンたちはこれに対抗するかのように「日頃からソン・フンミンが後輩たちに高圧的だったんじゃないのか? 何もないのに後輩たちがそんなことをするはずがないだろう」「事実関係が完全に分かるまでは李康仁を悪く言うな」などの反応を見せた。
キム・ミョンイル記者