韓国 きょうのニュース(2月14日)

◇北朝鮮が東へ巡航ミサイル数発を発射 今年5回目

 韓国軍合同参謀本部は14日、北朝鮮が同日午前9時ごろ、東部の江原道・元山付近から朝鮮半島東の東海に向けて巡航ミサイル数発を発射したとして、韓米情報当局が詳細を分析していると発表した。また、韓国軍は監視と警戒を強化し、米国と緊密に協力しているとしながら、追加発射の兆候と活動を綿密に注視していると説明した。北朝鮮による巡航ミサイルの発射は今年に入り5回目。

◇岸田首相の訪韓「推進されていない」 大統領室

 岸田文雄首相が3月下旬に韓国を訪問し、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と首脳会談を行う方向で検討しているという日本メディアの報道について、韓国大統領室の関係者は記者団に「現在、推進されていることはない」と明らかにした。

◇尹大統領の訪欧前に大統領室職員がハッキング被害 北朝鮮勢力と推定

尹大統領が昨年11月下旬に英国とフランスを訪問する直前、大統領室の行政官の電子メールがハッキングされていたことが明らかになった。北朝鮮とみられる外部勢力の攻撃を受けたという。大統領室は「歴訪前、同件を確認し、必要な措置を取った」として、「大統領室の保安システムがハッキングされたわけではない」と明らかにした。そのうえで、「行政官個人の不注意による保安規定違反が原因」として、「再発防止のためセキュリティー意識の向上などセキュリティー強化措置を取った」と述べた。「外部からのハッキング攻撃は常態化しており、継続的なモニタリングを実施している」とも説明した。

◇大企業より医師目指す 産学連携学科の入学辞退が急増

 政府が大学医学部の入学定員増を発表したことで医学部の人気がさらに高まっている中、大学が企業の求める分野を専攻として開設し、卒業後の就職が保証される「契約学科」への進学を見送る合格者が急増していることが分かった。サムスン電子の契約学科である延世大システム半導体工学科では、入学手続きを行わなかった合格者の割合が92.0%に上り、昨年(70.0%)を22.0ポイント上回った。難関とされる契約学科で大規模な辞退者が発生したのは、他大学の医・薬学部やソウル大の理系学科に同時に合格したためと推定される。

◇サッカー韓国代表に内紛 孫興ミンと若手選手が衝突

 サッカー韓国代表がアジア・カップ準決勝で敗退し、クリンスマン監督の更迭を求める声が高まる中、英日刊紙「ザ・サン」は韓国代表メンバーの間に深刻な不協和音が生じていたことを示す内容を報じた。同紙の報道や聯合ニュースの取材によると、事件はヨルダン戦直前の5日(現地時間)の夕食時間に起きた。試合前日にメンバー全員で食事をするのは「ワンチーム」であることを確認する特別な意味を持つが、李康仁(イ・ガンイン、パリ・サンジェルマン)ら若手選手は夕食を先に食べ終え、卓球をしたという。これを主将の孫興ミン(ソン・フンミン、トットナム)が注意したが、反発した李ともみ合いになり、孫は指を脱臼した。

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