【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は14日、大韓商工会議所で外資系企業代表との懇談会を開き、「韓国が世界で最も起業するのに良い国という評価を得られるよう努力する」と述べた。そのうえで「最高の投資環境を整えるため、グローバルスタンダードに沿うよう規制を廃止し、インセンティブを拡大する」と表明した。
外資系企業が昨年、過去最大規模の対韓投資に乗り出したとして感謝の意を伝えるとともに、引き続き韓国への積極的な投資を呼び掛けた。
外資系企業による2023年の韓国への投資額は約327億ドル(約4兆9200億ドル)で、過去最高を記録した。
この日、安徳根(アン・ドックン)産業通商資源部長官は外国人投資の活性化に向けた政策を発表した。
外資系企業側は、投資へのインセンティブ拡大をはじめ、金融、労働、エネルギーなど多様な分野の投資拡大に関し意見を提示した。在韓米商工会議所と欧州商工会議所、韓独商工会議所の各会頭と、外資系企業の代表らが出席した。