「従北」発言の慰安婦支援団体前理事長を告訴 韓国弁護士団体

【ソウル聯合ニュース】韓国の保守系弁護士団体「朝鮮半島の人権と統一のための弁護士会」は14日、慰安婦被害者支援団体の前理事長で国会議員(無所属)の尹美香(ユン・ミヒャン)氏が北朝鮮を擁護・美化する行事を開いたとして、国家保安法違反容疑で警察に告訴したと発表した。

 弁護士団体は、先月24日に尹氏が社会団体と共催した討論会で「平和のためなら北の戦争観も受け入れる」「尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の反北・滅北政策は障害物」など、北朝鮮に追従する「従北」と受け取れる問題発言があったと指摘した。 

 尹氏を巡っては、1日に開いた記者会見で「ベトナム戦争に参戦した軍人らが民間人虐殺や死体毀損(きそん)、性暴力犯罪を犯した」と虚偽の主張を行い、韓国軍の名誉を傷つけたとして参戦者団体が告訴する意向を示している。

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