【ソウル聯合ニュース】韓国の国土交通部は14日、旧正月(今年は2月10日)連休前日の8日から連休最終日の12日までの特別交通対策期間に計3071万人が移動したと発表した。
昨年の対策期間(1月20~24日)の2787万人に比べると10.2%増加した。
今月8~12日の高速道路の通行台数は前年比7.9%増の計2721万台で、10日には旧正月連休の1日当たり通行量としては過去最多の629万台を記録した。国土交通部は、新型コロナウイルス感染症のエンデミック(一定期間で繰り返される流行)移行により帰省客や旅行客が増えた影響と分析した。
一方、国会国土交通委員会に所属する最大野党「共に民主党」の朴商赫(パク・サンヒョク)議員が韓国道路公社から提出を受けた資料によると、9~12日の4日間に免除された高速道路通行料は625億ウォン(約70億円)で、昨年(586億ウォン)に比べ6.7%増加した。
政府は旧正月の交通費負担を軽減するため、2020年と昨年、今年の旧正月連休に高速道路通行料を免除した。新型コロナが流行した21年と22年には地域間の移動を減らすために通行料を徴収した。
国土交通部の朴志弘(パク・ジホン)交通物流室長は、「今回の連休期間の交通需要分析を通じて移動の安全性と利便性が増すよう努力する」と述べた。