韓国の24年成長率を2.2%に下方修正 OECD

【世宗聯合ニュース】韓国企画財政部によると、経済協力開発機構(OECD)は5日に公表した経済見通しで、韓国の今年の経済成長率を2.2%と見通した。昨年11月に発表した成長予測は2.3%だったが、下方修正した。

 OECDは今年の世界経済の成長率を昨年11月の2.7%から2.9%に上方修正した。韓国の2大貿易相手国、中国と米国については、中国を4.7%で据え置いた一方、米国は1.5%から2.1%に引き上げた。 日本の成長率は1.0%で据え置き。

 韓国の昨年の成長率は1.3%とした。これは韓国銀行(中央銀行)の数値(1.4%)より低い。OECDは例年3月に発表する経済見通しを前倒ししたため、一部数値が反映されなかったもようだ。

 韓国の来年の成長予測は、昨年11月と同じ2.1%。今年の韓国のインフレ率は2.7%で据え置いた。

 企画財政部の関係者は、OECDの今年の韓国の成長率予想について、「全般的に韓国政府の見通しを反映した結果と理解している」と説明した。韓国政府と国策シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)は今年の成長率を2.2%と予想。韓国銀行(中央銀行)は2.1%、国際通貨基金(IMF)は2.3%としている。

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