【ソウル、水原聯合ニュース】韓国の与党「国民の力」は31日、4月の総選挙の公約として、全国の主要都市を通る鉄道を地下化し、地上部分を総合的に開発すると発表した。
また鉄道で分断された市街地は規制を緩和し、公園や職場、住居、便宜施設への移動が15分以内でできる生活圏に整備する方針を明らかにした。
国民の力は市内の中心部を分断する全国主要都市の鉄道を地下化し、それによって生じた地上部分とその周辺を「未来型都市空間」として総合的に開発すると説明した。「鉄道の地下化および鉄道敷地統合開発に関する特別法」が1月に国会で成立しており、法整備は終わっている。
鉄道を地下化し、現在、線路で分断されている市街地は公園と都市を結合した未来型都市に整備する。具体的には公園、職場、住居、便宜施設への移動が15分以内にできる生活圏を作り、用途や建ぺい率などの規制を緩和して効率的な都市設計を行うという。
また全国の主要都市に複合文化・スポーツ空間を造成すると公約した。展示・公演など文化空間、スポーツやeスポーツのための空間、地域固有の飲食店、カフェ、ショッピング空間が1カ所に集まるよう税制支援を行い、民間投資の活性化を誘導することを目指す。