【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップは26日、全国の18歳以上の1001人を対象に23~25日実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前回調査(16~18日)から1ポイント下落した31%だったと発表した。支持率は前々週の33%から2週連続の下落となった。
不支持率は前回調査より5ポイント上昇した63%だった。韓国ギャラップは不支持の理由で尹大統領夫人、金建希(キム・ゴンヒ)氏問題が上位に浮上したと指摘した。金氏を巡っては、2022年に自身の事務所で在米韓国人の牧師から高級ブランドバッグを受け取った疑惑が持たれている。
尹大統領を支持する理由は「外交」(21%)が最も多く、「経済・国民生活」(9%)、「国防・安全保障」(7%)、「頑張っている・最善を尽くしている」「主観・所信」「全般的によくやっている」(いずれも4%)などと続いた。
支持しない理由は「経済・国民生活・物価」(16%)、「コミュニケーション不足」(11%)、「金建希夫人問題」(9%)、「全般的によくやっていない」「独断的・一方的」(いずれも7%)、「外交」(5%)、「経験・資質不足、無能」(4%)などが挙げられた。
政党支持率は保守系与党「国民の力」が3週連続で36%を維持し、革新系最大野党「共に民主党」が2ポイント上昇した35%となった。革新系野党「正義党」は2%、支持政党がない無党派は22%だった。
一方、国民の力のトップ、韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長について、「よくやっている」との回答は52%、「よくやっていない」との答えは40%だった。共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表については「よくやっている」が35%、「よくやっていない」が59%だった。