韓国 きょうのニュース(1月24日)

◇厳しい寒さ続く ソウルなどで氷点下10度以下に

 24日はソウルなど朝鮮半島中部地方と全羅北道東部、慶尚北道の内陸で最低気温が氷点下10度以下、その他の地域も氷点下5度以下に下がって寒くなる。京畿道北部、江原道の内陸と山間部、慶尚北道北部の内陸では最低気温が氷点下15度以下まで下がる。最高気温は氷点下6~3度の予想となっている。日中の気温も大部分の地域で0度前後にとどまり、強風が吹いて体感温度はさらに下がりそうだ。

◇健康保険の外国人被扶養者は「6カ月以上在留」が要件 4月から

 国民健康保険加入者のうち会社員などの職場加入者の被扶養者について、外国人と在外国民は韓国に6カ月以上在留する場合に限り被扶養者として認めるとの条件を追加した改正健康保険法が4月3日に施行される。職場加入者が外国に暮らす家族・親族まで被扶養者にし、これら被扶養者が必要な時だけ韓国で病気の治療や手術を受けて出国するといった医療保険制度の「ただ乗り」を防ぐ狙いがある。

◇旧正月の祭礼費用が過去最高 伝統市場でも3万円超

 価格調査機関の韓国物価情報によると、旧正月(今年は2月10日)の祭礼のためにそろえる食材の費用を調査した結果、4人家族の場合は伝統市場が前年比8.9%上昇した28万1500ウォン(約3万1200円)で、過去最高を記録した。大型スーパーは同5.8%上昇した38万580ウォンで、伝統市場に比べ35.2%高かった。品目別では、果物と野菜類の価格上昇が目立った。政府は旧正月用食材の物価安定のため、過去最大規模となる840億ウォンの予算を投入し、農畜水産物の割引販売を支援することを決めた。

◇コロナ禍で自殺考えた30代女性 男性の約2倍

 政府系シンクタンク、韓国女性政策研究院の報告書によると、成人男性500人と女性700人の計1200人を対象に行った調査の結果、新型コロナウイルス感染症が流行していた2020~21年に自殺を考えたことがある30代女性の割合は32.4%で、30代男性(17.9%)の2倍近くに上った。政府のメンタルヘルス支援事業を知っていると答えた人のうち、8割以上が周囲の目が気になるなどの理由で利用を敬遠していることが分かり、関連制度の改善が求められる。

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