一方、「家で家族と一緒に笑う時間で楽しさを感じる」と答えた人が最も多かった国はアイルランド(43%)とデンマーク(42%)だった。16位に米国(35%)、36位に日本(21%)が入った。韓国の回答者は14%にとどまり、世界で最下位となった。世界平均は33%だ。韓国人消費者の場合、家で家族と共に過ごすよりも、一人で休息を取る時間の方が楽と考えていることが分かる。
韓国人回答者たちは他の国に比べて子ども、あるいは孫と過ごす時間についても、関心が低いことが分かった。「家で子どもや孫を育てながら喜びとやりがいを感じる」と答えた韓国人回答者はわずか8%にとどまった。世界で最も低いレベルだ。世界平均は22%だった。この質問に「そうだ」と答えた割合が最も多い国はクロアチア(36%)で、3位がオランダ(30%)、25位がフランス(25%)、30位が米国(19%)、37位は日本(10%)だった。
隣人との疎通においても、韓国は他国に比べて非常に消極的であることが分かった。「隣人と話を交わしながら所属感を感じる」と答えた韓国人回答者は約9%で、全世界で最も少なかった。世界平均は約25%だった。
■「一人で昼寝した方がいい」
余暇の過ごし方についても、韓国人回答者は他国と大きな開きを見せた。「家のインテリアを変えながら喜びを感じる」「家で家事をしながらやりがいを感じる」と答えた韓国人はおのおの6%、18%と、世界平均の25%、33%を大幅に下回った。
一方、韓国人は「家で一人で昼寝した方がいい」という質問には28%が「そうだ」と答えた。世界平均の20%よりも高かった。また、寝る時もできるだけ一人で寝ることを好む傾向が見受けられた。「一人で寝た方が熟睡できる」と答えた韓国人の割合は30%と、全世界で最も多かった。世界平均は約19%だ。一方、眠る前に家族とあいさつを交わすのは韓国が12%と最も少なかった。世界平均は25%だ。
ソン・ヘジン記者