韓国 けさのニュース(1月22日)

◇午前中まで各地で雪 路面凍結に注意

 22日の天気は全国的に曇りで、各地で雪が降ると予想される。忠清南道の西海岸と全羅道、済州島では雪または雨、首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)と江原道の内陸・山間部、忠清道の内陸、慶尚北道西部の内陸では午前中まで時々雪が降りそうだ。大邱と慶尚北道の内陸(北西部の内陸を除く)、慶尚南道西部では昼まで0.1センチ未満の積雪があり、忠清南道北部の内陸と忠清北道中部では夜から雪が降る見通しだ。しばらくの間厳しい寒さが予想されるため、道路の凍結に注意しなければならない。

◇大統領室が与党トップに辞任要求 大統領夫人疑惑巡り対立の様相

 大統領室が21日、与党「国民の力」の暫定的なトップである韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長に辞任を求めた。韓氏は「やるべきことをやる」とのコメントを出し、辞任要求を一蹴した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領夫人の金建希(キム・ゴンヒ)氏が高級ブランドバッグを受け取ったとされる疑惑を巡って温度差を見せた与党と大統領室が尹大統領の最側近の一人で就任から1カ月も経たない韓氏の去就問題で対立する様相を呈し、4月の総選挙にも少なくない影響を与えそうだ。

◇子育て世帯に政府が手厚い支援 7歳までに計330万円

 総選挙を前に与野党が先を争って少子化対策を打ち出すなか、政府が実施している支援策に注目が集まっている。なかでも出産後に受け取れる現金支援に対する関心が高い。子育て世帯の経済的負担を軽減するために昨年導入された「親給与」の支給額が今年から引き上げられ、体感できる支援が大幅に増えた。政府の少子高齢化社会委員会によると、今年生まれた子どもに関しては7歳までに計2960万ウォン(約328万円)の現金を受け取ることができる。

◇大企業の就業者数が年300万人突破 過去最高に

 統計庁と金融監督院によると、昨年の従業員数300人以上の大企業への就業者数は前年比8万9000人増の308万7000人で、過去最高を記録した。大企業の就業者が300万人を超えたのは、04年に統計を取り始めて以来初めて。昨年の就業者全体に占める大企業の就業者の割合も10.9%で、過去最高となった。一方、就業者全体に占める中小企業への就業者の割合は89.1%で過去最低だった。

◇総選挙 与党はサムスン・最大野党は現代自の元役員を擁立へ

 4月10日投開票される総選挙に向け、与党「国民の力」はサムスン電子、最大野党「共に民主党」は現代自動車の元役員をそれぞれ党の公認候補として正式に発表する。国民の力は22日、サムスン電子でモバイル部門トップを務めた高東真(コ・ドンジン)氏(62)の歓迎式を開く。同氏はこの席で正式に入党する予定だ。共に民主党は孔泳云(コン・ヨンウン)元現代自動車社長(59)を公認候補として発表する予定だ。李在明(イ・ジェミョン)党代表が、22日の最高委員会議後に孔氏を紹介する。

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