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共に民主党指導部が、李在明(イ・ジェミョン)代表を急襲した被疑者の名前と顔を最高委員会議で公開しました。警察の身元情報公開審議委では「公開しない」と決めましたが、外信が既に明かしていたのだから問題はない、と言っています。果たしてそうなのか、イ・グァンヒ記者が調べてみました。
【写真】被疑者の実名・顔を公開して「尹錫悦追従者のようだ」と主張する徐瑛教議員
(記者リポート)
民主党の徐瑛教(ソ・ヨンギョ)最高委員が、説明資料を取り出しています。
李在明代表に対する殺人未遂の容疑で検察に送致されたキム某氏の実名と、モザイクがかかっていない顔を公開したのです。
キム容疑者の身元は、ユーチューブの民主党公式アカウントを通して生中継されました。
(徐瑛教・共に民主党最高委員)
「なぜ警察は公開できなかったのか。こういうことが満天下に、しっかり情報提供により出回ることを恐れたからだと思う」
徐最高委員は、キム氏と同じ名前でアップロードされたインターネットの掲示物に、先の政権に対する敵対的内容が含まれていることを根拠に、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の追従者らしいとも言いました。
(徐瑛教・共に民主党最高委員)
「何と書いてあるかというと。『文在寅(ムン・ジェイン)が駄目にした韓国をよみがえらせようと苦悩する尹錫悦』。尹錫悦追従者のようだ」
今月9日に警察は身元情報公開審議委員会を開き、キム氏の身元を公開するかどうか話し合いましたが、非公開決定を下しました。
徐最高委員は、米国ニューヨーク・タイムズ紙が既にキム氏の実名を書いていて、問題になる点はないと言いましたが、韓国メディアは米国に比べ、被疑者の身元公開報道についてはるかに厳格です。
国民の力は、第1野党が公権力を無視して私的制裁に乗り出した、と批判しました。
(キム・ミンス国民の力スポークスマン)
「公党が司法的手続きを無視して被疑者に対する私的報復に乗り出すのは、批判されて当然のことです」
民主党は来週、尹熙根(ユン・ヒグン)警察庁長を国会に呼んで身元公開を再度迫る計画です。
TV朝鮮のイ・グァンヒがお伝えしました。
(2024年1月17日放送 TV朝鮮「ニュース9」より)