韓国 けさのニュース(1月18日)

◇米国務省 北の極超音速弾頭搭載ミサイル発射主張に「挑発行為の中止」要求

 米国務省のミラー報道官は17日(現地時間)の記者会見で、北朝鮮が極超音速弾頭を搭載した固体燃料式の中距離弾道ミサイルの発射実験に成功したと主張したことについて、「安全保障を損ねる挑発行為を中止し、外交に復帰することを促す」として、「北朝鮮が軍事的なリスクを管理し、朝鮮半島で恒久的な平和を実現するための方法を見つける実質的な議論に参加することを勧告する」と述べた。

◇AI搭載のサムスン新スマホ リアルタイム通訳や検索機能強化

 サムスン電子は米カリフォルニア州サンノゼで新製品発表会を開き、スマートフォン(スマホ)の2024年旗艦モデル「ギャラクシーS24」シリーズ3機種を公開した。独自開発した人工知能(AI)「ギャラクシーAI」を初めて搭載し、通話しながらの同時通訳に対応するほか、検索やカメラ、写真編集などの機能も強化した。

◇コロナで公共医療機関の赤字拡大 民間の大病院は収益増

 新型コロナウイルス感染症が流行した期間に「感染症専門病院」に指定された公共医療機関の赤字が大幅に増えた一方、民間総合病院の「ビッグ5」と呼ばれるソウル大病院、セブランス病院、サムスンソウル病院、ソウル聖母病院、ソウル峨山病院は収益が大きく増加したことが分かった。政府がコロナ患者の治療に全資源を投入した公共病院には十分な補償を行わず、民間病院には重症患者の病床確保などのため手厚く支援を行った結果だ。「第2のコロナ禍」が発生した際に医療の混乱を防ぐためにも、危機にひんした公共医療機関に十分な支援を行うべきだとの声が高まっている。

◇全羅北道が「全北特別自治道」に 128年ぶり名称変更

 南西部の全羅北道が18日午前0時をもって「特別自治道」に昇格し、「全北特別自治道」として新たに出発した。名称変更は1896年に全羅道が全羅南道・北道に変更されて以来128年ぶり。特別自治道の発足は済州道、江原道に続き全国で3番目で、世宗特別自治市を含めると4番目の特別広域自治体となる。特別自治道とは特別法によって高度な自治権が保障される地域で、政府から各種権限を移譲されることで事業の推進速度が増し、国から財政支援を受けることが容易になる。

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