【ソウル聯合ニュース】韓国警察庁は18日、交通反則金通告書を紙ではなくモバイルで交付する「交通反則金モバイル通告制度」を今年から本格的に施行すると発表した。
警察庁は昨年12月21日に交通反則金通告書をモバイルで発行するシステムを初めて導入した。警察官が違反者の同意を得て携帯電話に反則金通告書を送るシステムだ。これまでは警察官が携帯用プリンターで反則金通告書をプリントアウトしていた。違反者が同意しない場合はこれまで通り通告書をプリントアウトして交付する。
昨年12月21日から今月9日までに交付された交通反則金通告書5万4977件のうち7083件(13%)がモバイルで発行された。
警察庁関係者は「現在は紙の通告書発行の補助的機能として使っているが、行政業務デジタル化に向けてモバイル通告書の発行をさらに活性化させる計画だ」と話している。