【ソウル聯合ニュース】襲撃を受けて負傷し、療養していた韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が17日に党務に復帰する。同党の朴省俊(パク・ソンジュン)報道官が16日、伝えた。
朴氏は国会で記者団に対し、李氏があす党最高委員会の会議と人材歓迎式を主宰し、4月に実施される総選挙の準備と国民生活回復に拍車をかける予定だと説明した。
李氏は2日、訪問先の南部・釜山で60代の男に刃物で首を刺されて入院。8日後の10日に退院して自宅療養していた。
9日には同党のシンクタンク、民主研究院の玄根宅(ヒョン・グンテク)副院長のセクハラ疑惑に関して党倫理監察団に調査を指示するなど、療養中も重要な党務に対し意思決定を下した。
李氏は党務復帰後、「非李在明派」の国会議員の相次ぐ離党や総選挙での公認を巡る雑音、選挙制の改編問題など山積する課題の解決に尽力する見通しだ。